OH,LONESOME ME

祖母が亡くなって、先週末は急遽岡山へ行っていました。
新幹線の中では寝てるか音楽聴いてるか。i-podは長旅でこそ良さを発揮しますね。
以下、よく聴いていたもの。

e0042733_123415.jpgAFTER THE GOLDRUSH/NEIL YOUNG
やっぱりニールは旅に合う。このアルバムは全体的にリズムがゆったりしていて、メロディーが切なく美しい曲ばかり。まだまだ膨大なディスコグラフィーの半分近くしか聴けていない私ですが、最初の4枚はどれも大好きです。その中でもこのアルバムの捨て曲の無さは凄いと思う。
1曲目の哀愁漂うカントリー調ナンバー:TELL ME WHYが一番好きなのですが、サビのコーラス後、二ールの声だけ尾をひいてるとこで胸を締めつけられてしまう(細かくてすいません)。3曲目、ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEARTのいつも以上に切ない歌声にもグッとくるし、10曲目、I BELIEVE IN YOUも然り。あんないかつい顔してこんな美しい曲作るのは反則でしょう。そのギャップがまた堪らないんだけど。ニールの歌声って、高音部時々女性っぽくすらありますよね。AFTER THE GOLD RUSHとかほんとに苦しそうなファルセット。このアルバムに入ってる曲はどれも切なくて、悲しみを湛えているような気がするのです。

e0042733_1284780.jpgニジムタイヨウ/キセル
6曲入りのインディーズデビューEP。どれも情景が浮かぶ曲ばかり。宅録ねじくれポップが好きな方はツボなのではないかな。私は1曲目のハナレバナレが今のところキセルの全曲中一番好きです。切なくて、且つなんだか達観してる風で。
火葬場が山の上だったのですが、分厚い雲の下に晴れ間も覗く不思議な空模様のせいか、車から見る山の風景が妙にセピアで現実離れしていて。実際カラスの群れもいて、が頭の中で鳴っていました。
キセルって特に初期は白昼夢みたい。彼岸なサウンドで、聴いてると別世界に連れていかれる。寒い朝にハーッと吐き出す白い息みたいな儚さと低温なあったかさが感じられて、冬聴くとハマります。嘘つきで「春はやだな 少し」と歌い、夏嫌いで「~夏の空 嫌い」と歌ってるから余計にそう思うのかも。そういえば、キセルに惚れたのはライブで雪の降る頃を聴いたからだったなぁ、と帰りの新幹線でこのEPを聴きながら思い出した(雪~は「近未来」収録ですが)。

あとは↑アーティストの別の作品やTHE SMITHSなどよく聴いてました。

身内の死以外にも偶然なのか必然なのか、最近読んだ漫画や本で「死」を扱っているものが多く、なんだかこの歳でしみじみしがちな今日この頃。

以前ライブバトンの記事にも書いたTHE BLIND BOYS OF ALABAMAのことを思い出します。フジロックで出会った方が話してくれた、昨年亡くなったメンバー:GEORGE SCOTTのこと。新作ATOM BOMBのライナーノーツにも新聞か雑誌と思われる記事の日本語訳が載っています。
ジョージ・スコットが亡くなる前、彼が最後に会話を交わした相手のひとりは、何とも適切なことに、グループのリーダーであるクラレンス・ファウンテンだった。「昨晩、彼と話したばかりだった」とファウンテンは水曜日に語っている。「その時の彼は元気だった。これでわかるように、いつその会話がその人との最後になるかわからないものだってことだ。だから、自分の人生に存在する人たちに対して常に感謝の念を持ち続けていなければならない。(略)」

R.I.P. GRANDMA
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by akiscream | 2006-01-13 02:46 | CD
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