Futureheads@アストロホール
先週のMagic Numbers同様、フジで観逃してたこのバンド。
開演10分前に滑り込み。小さいハコだしソールドアウトしてるだけあって結構な人の入り。 左側の前方になんとか行けた。端の方だというのに人口密度が高い。周りを見渡すと、思ったより男性多し。 10分程遅れてメンバー登場。眼鏡かけた「お父さん」て感じのギター氏(←写真一番左)の前、5人目くらい。 いきなり新曲(・・だよね?シングルとか買ってないからイマイチ自信ない・・・)からスタート。"YES/NO"と繰り返す歌詞が印象的。聴いてるうちに「新婚さんいらっしゃい」の「イエスノー枕」を思い出しちゃった。 確か2曲目も新曲で、3曲目始める前に「この曲は知ってるかも」と。知ってるも何も"DECENT DAYS AND NIGHTS"!!歌詞の切れ目で沸き起こる歓声。私も思いっきり叫ばせていただきましたー。突き上がる沢山の拳。1曲目から自然と体が動いていたけど、ここで1回目の沸点を迎える。いやー燃えるわー。CDよりテンポ早くなってるし、かっこいー!楽しー!! メインボーカルの彼、こんなにスイートな声してたんだなぁ。 その後も主に新曲を披露していって、合間に1stのヒット曲をやる展開。 「このタイミングで来日ってことは、来たるべきニューアルバムのお披露目もあるんだろうなー」とは思ってたけど、まさかこんなに新曲ばかりやるとは。半分以上やってたんじゃ。 客はどうしたって1stの曲の方が盛り上がってたけどね。 中盤やった"MEANTIME"でも一気に皆のテンションが上がった。 一瞬の間もピタッと合わせてくる。なんともメリハリある演奏。3人のコーラスワークも絶妙! そして本編ラスト前に、「待ってました!」の"HOUNDS OF LOVE"!! 眼鏡氏の「オーオッオッ」ていうイントロからすごい歓声。煽られてもないのに皆一緒に歌う歌う。ほどなく反対側のベース君のパートが加わるとそちら側の客からもやっぱり歌声が。3人とも歌えるという強みゆえのカッコ良さ。 正直新曲ではたまに「あれ、練習不足?」と思ったこともあったコーラス、やっぱり1stの曲ではばっちりキメてくれます。 アンコールでは"HE KNOWS"もやったかな。最後の「オー×4」のとこ皆歌ってた。もちろん私も。おかげでライブ後ノド痛くなりました。 "MANRAY"では手拍子がおこる。テンポ早くてちょっと叩きづらい(笑)。 この曲に限らず、全体的にCDより早い演奏で、グイグイ客を引っ張ってってた。 ニューシングル"Area"では既にイントロを一緒に歌うお客さんも(私も。えへ)。 さて"Area"以外の気になる新曲ですが、1stと似たタイプの曲もありつつ、よりキャッチーなものあり、メインボーカル氏の弾き語り風で始まって段々疾走感増してく展開の曲があったり、最初から最後までひたすらノイジーなギターが堪能できるハイテンションな曲あり…と、明らかに1stには無かった感じの曲も。幅が広がってます。 しかし1曲の短さだったりメリハリのある演奏といった部分は不変。実際初めて聴く曲ばかりのこの日のライブ、途中ダレることなく最後まで楽しめたのは、曲の良さもさることながら、このメリハリゆえじゃないかな。 そしてこの人達4人、曲間のやりとりを見て本当に仲良さそうだなーと思った。演奏中は集中してて真剣なんだけど、次の曲始める前にチューニングしてるメインボーカル氏に「時間ないんだぞー」といった風に手首をトントンやっておどけてみたり(ベース氏)、「準備いいか?」と真剣な面持ちでメンバーの顔を見渡すメインボーカル氏に対してベタなガッツポーズを作って脱力させたり(これもベース氏)、ドラム氏はイントロわざと間違えてみせたり。なんか全体的にほのぼのー。客からもよく笑いがおきてた。 私的には目の前にいる眼鏡ギター氏の、なんだかキョトンとした顔付きのまま歌ったりしてる様がツボで、序盤は結構笑いそうになってた(失礼!)。そのギター氏、3曲位でメインボーカルを担っていた。そしてノイジーな新曲の最中、気付いたらトレードマークの眼鏡が外れてて、アンコールで再登場する時まで裸眼。客見えてたのかな?途中「ドキドキ」とか言いだして、客から笑いがおきていた。見た目「お父さん」なのになんかかわいい。 フロントのメインボーカル氏(↑写真右から2人目)は写真で見るより普通にいい男。シャツの上にベストなんか着ちゃって、FOXのドラマに出てくる敏腕弁護士みたい。飄々とした両サイドの2人に比べると一番動きが熱くて、感情が表に出てた。特に歌ってない曲ではここぞとばかりギターに専念してて、激しく掻きむしっていたな。 位置的にあまり見えなかった逆サイドのベース氏(↑写真一番右)は前述のように曲間でいいキャラぶりを発揮。ムードメーカーっぽい。一度タンバリン使ってた曲があって、終わった後ギター氏に「ナイスタンバリン」言われてたな(笑)。 ドラマー(写真右から2人目)もギターと被っててほとんど見えなかったんだけど、もたつき皆無の終始タイトな叩きっぷり。ギター氏がたまに持ち場を動くと見えたんだけど、ものすごく姿勢がいい!背筋伸ばしてほとんど上体を動かさずに叩いてたな。しかもなぜかちょっとだけ体の向きが斜めになってて、ギターの方をじーっと見ながら、っていうのが印象的。 フランツで不完全燃焼だったから余計にそう思うのかもしれないけど、やっぱり小さいハコはいいなぁと実感した。お客さんも良くて、無闇に押してくる人とかもいないし、なんとも一体感あるいいライブだった~。 この日は正直体調良くなかったんだけど、1曲目が始まった瞬間からすっかり体が軽くなって、最初から最後まで踊りっぱなしで汗びっしょり。すごく楽しかったし、元気もらった。 これだからライブ通いはやめられない。 次は2nd聴きこんでから、また小さいハコで観たいぞ! アンコール含めて1時間弱と短かったけど、楽しかったから良し☆
by akiscream
| 2006-02-17 02:33
| ライブ(洋)
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