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4/4 Arctic Monkeys @studio coast

この日はよりにもよって職場が1年で一番忙しい日。慣れないスーツにヒールの高い靴、おまけに朝が早くて寝不足…逃げるように退社し、着替えて新木場行の有楽町線に乗ったらマジ寝してしまった。
4/4 Arctic Monkeys @studio coast_e0042733_241127.jpgそんな訳でボーッとした頭のまま会場に着くとまだ入場待ちの人々が列を作っていて、あまりの人の多さにビビる。ロッカーも入口も混み混みで、開演20分位前にやっと中へ。
先に来ていたC君兄弟と合流すると、なにやら興奮気味。聞くとついさっきPaul WellerとOCSの人(ギタリスト?)がビール買いに来たとのこと。ちなみにポール師匠、ちゃんと並んでハイネケンを購入していた模様。すてき。
中に入るとすでに凄い数の人が。疲れててもやっぱり前で観たかったので、比較的空いてたアンディ前へ。しかし男の子多いな~半数以上いたのでは?白人もよく見かけた。
3人で話しながら待っていると、C君が右のバルコニーを見て「あれポール・ウェラーじゃない?」と。まさにそうで、うちらがその方向を見て興奮していると周りの人も気付いて手を振ったり歓声をあげたり。すると師匠、キメポーズを作って応えてくれる。カッコイー!しばらく皆ザワザワしながらポールばかり見ていた。一緒にいた若者は娘&息子?(美男美女!)





20分以上おしてたかな、やっとモンキーズ登場。ばっちり見えるのはアンディのみ。
始まった途端押されて、結局前から2人目に。その後も押されまくったけど、なんとかその位置キープ。
確か1→2曲目はアルバム順通り。
前回とは比較にならない位の盛り上がりよう。一緒に歌ってる人がとにかく多い!
私は結局予習不足だったので、確実に分かるとこだけ参加(ほんとにちょっとだけ・・・)。
"I Bet~"では、サビだけじゃなくてマットのコーラス部分まで歌う客多数。マットの声が聞こえない程。アレックスはわざとサビの出だしでタメて客に歌わせたり、と余裕な感じ。

この日思ったのは曲間の「シーン・・・」がなくなったなぁと。前回は曲やってる間は盛り上がりつつもひとしきり拍手が終わると客は静かなもんだったけど、今回は黄色い声・野太い声が飛ぶ飛ぶ。私はアンディ前だったから近くにいた人のアンディコールが凄かった。さすがにアンディも何度か反応してこっち見るんだけど、笑ったりしないのがまたこの子らしい(笑)。
そのアンディ君、おっさん度UPしてました。前回は「意外と顔はかわいいじゃん」とか思ったけど、老けた・・・よね?
会場の違いもあるんだろうけど、前回よりベースの音が大きくて迫力あったな。
特に"Dancing Shoes"ではぐいぐいリードしていた。グルーヴィーな音ではないと思うんだけど歯切れがよくて(なんか時折津軽三味線風)、横ノリというより縦ノリ。
そしてドラムのマット…どうしちゃったの一体(笑)なにそのいでたち!タンクトップ+ハチマキって…明らかに80年代のアイドル意識してないか?誰か止めてくれる人は周りにいないのか??
以前は上目使いの鋭い目付きで叩いてたのが、表情もだいぶ柔らかくなったというか、ワル度薄れたな~。序盤からデジカメで何枚か写真撮ってたけど、ステージ袖に向かってカメラ向けたりもしてた。
軽いんだけど強弱・緩急ついたドラミングは相変わらず。時々「なんか和太鼓っぽいな」と思ったけど、津軽三味線ベース・アンディとの相性はバッチリ。
特に"Perhaps Vampires~"の終盤は見せ場でした。間奏後のシャウトもナイス。どの曲だか忘れたけど絶妙な間もキマってた。

アレックスはMC多いけど、早口&ボソボソで何言ってるか分からん。"BIG IN JAPAN"ってのとマットへの掛け声は聞こえたが、ヒアリングが…(泣)。しかし話してる時の声も歌ってる時と同じ。いい声。
斜め前の男性の頭で見えたり見えなかったりだったけど、たまに視界に入ってくると相変わらず細い!でも上腕部は太くて「ギタリスト」って感じ。髪も伸びて、ちょっと垢抜けたかな?
途中上着を脱いでからは背中のラインがキレイだなーと(だって余分な肉が全然ついてないんだもん!特に腰まわり。女の子みたい)。歌無し部分でギター弾く時の猫背な姿がいいなぁ。
それにしても以前にも増して見事な落ち着きっぷり。この人緊張することとかあるんだろーか?他の3人は年相応な感じするけど(あ、でもアンディはおっさん・・・)、アレックスだけ明らかにおとなびて見える。徹底的に冷めてる感じ。だって「またサマソニで来るからね」と言った後の"Excellent."や曲間の"Thank you."、心こもってなさすぎ(笑)。楽しみにしていた「不思議くん」な奇行は見られなかったけど、なんつーかオーラ出てる。前回はマットばかり見ていた私ですが、この日は視界が開けるとアレックスから目が離せなかったよ(いや、マットがあんな格好だったってのもあるが)。
ジェイミーは今回も一番遠くてほとんど見えず。ほっぺた真っ赤にして頑張ってた。

この日は睡眠不足&疲労ゆえ、いつにも増して脳味噌が働いてなかった。セットリストは最初から覚えておく気がなかったにしても、ライブの内容自体あんまり覚えてないんだよな…。
1,2曲知らないのあったけど新曲?特に後者がキャッチーだなぁと思った。ちょっと今までの彼らにはないタイプの曲。
アルバム収録曲はほとんどやってくれたけど、"Riot Van"が無くて残念★
"Still Take You Home"は最初ちょっとギターの音が合ってないような気がして違和感を覚えたけど、後半になるにつれ良くなっていった。シングル曲だけじゃなくこの曲でも合唱おきてたあたり、皆聴きこんでるなー。

"Mardy Bum","When The Sun Goes Down","From The Ritz To The Rubble"このあたり特にライブで聴きたかった曲なので嬉しかった。
"When The Sun~"は特に盛り上がってた~!でも個人的には前回程の高揚感はなぜか味わえなかったんだよな。"From The Ritz~"も然り。あの「ダダダダッ×4」のところで「うおーっ!」ってなる感じが今回は起きなかったんだよなぁ。
それはこの日のライブ全般に言えて、演奏も歌も良かったと思うんだけど、完全にはノリきれない自分がいた。
他バンドにハマり中で明らかに予習不足だったから?でもそれを言うなら前回なんてもっと曲知らない状態で観たのにすごく興奮したしなぁ。周りの盛り上がりっぷりとの温度差を自分でも感じてしまって…やっぱ疲れてたせいかな★
ちなみにアンコール無し1時間前後。普段から洋楽新人バンドのライブによく行ってるせいか、あまり「短い」とかは感じなかった。まだアルバム1枚出したばっかりだしね。
サマソニではまた観たいけど、正直今回でも「ハコ大きいな」と思ってしまったのだから、フェスとなるとどうなんだろう。あの人気じゃもう小さいところで観るのは無理なんだろうな~。
でも今出てるロキノンのクリエイティブマン社長インタビューで、「彼らはインドアでやりたいって言ってる」ていうのを読んでちょっと安心した。
by akiscream | 2006-04-11 02:58 | ライブ(洋)
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