今更6月ライブレポ①
気付けば先月の記事数はたった3。しかも全部プライマル関連。「忙しい」と言いつつライブには行っていたので、今更ですが先月のライブレポもどきをUPしとこうと思います。
まずは 6/3(土)Ben Harper & the innocent criminals @Zepp Tokyo ・・・この日はできれば一日家で横になっていたいくらい体調が悪かった。おまけに「キセル(しか聴けない)病」で新作をまったく聴きこんでおらず、正直あまり期待していなかったのです・・・ が、素晴らしいライブでした。本当に、心から、行って良かった!何度か泣いてしまった。 終わった後ちょっと放心状態になったくらい。 (ちなみにオフィシャルサイトが充実していて、セットリストや写真等見れますので、お時間ない方はここだけでも覗いてみてくださいな。) 電車が遅れたのもあって15分位遅刻してZeppに着くと、中は端まで人いっぱい。(←写真は上記オフィより) ちょうど"diamonds on the inside"が始まった頃。この曲に間に合って良かった。 しかし本当に人ぎっしりで、真ん中より若干前の端で観ることに。男性と外国人(余談だけど普段よく行くUK系のライブだと白人ばっかなのに、この日は人種の坩堝状態で新鮮だった)率が高くてステージはほとんど見えず。ベンもたまーに見える程度。スライドギター弾くために腰かけちゃうと全く見えなくなる。正直、端だからか音もあんまり良くない。 おまけにすぐ後ろの外国人軍団、静かな曲の最中でも喋り続けてうるさい。 最初のうちは↑の諸々が気になっていたのだけれど、気付いたらそんなことどうでも良くなっていたというか、ライブそのものに引き込まれていた。今にして思えば外国人軍団もいつの間にかおとなしくなってたし。 ステージ見えなかったのは残念だったけど、姿を追うのは早々と諦め、ノリのいい曲では踊るのに専念。いやーベンのライブで汗だくになるとは。こんなに踊れると思ってなかった。いや、正確には踊らずにいられないというか。とにかくグルーヴがぶっとくて、体調悪いはずなのに自然に体が動いてしまう。女子には出せないんじゃないかな、という男くさーい&土くさーいサウンドで、なんか有無を言わさぬものがあった。恐るべし、イノセントクリミナルズ。 フジで2度観てますが、あのグルーヴ味わうなら屋内の方がいいかもしれない。 ベースは基本重いんだけど、レゲエな曲ではめちゃくちゃ軽やかにハネてるし。楽しい! そして踊れるだけじゃなく、何度か心揺さぶられた瞬間が。 割と序盤。次の曲をやる前、メンバーが集まって何やらひそひそ。聞き覚えのあるイントロ・・・ギャーNeil Youngの"Heart of Gold"!!以前Radiohead@横浜アリーナでアンコールが"Cinnamon girl"だった時もめちゃくちゃ嬉しかったけど、それ以上に感動。 "I wanna live"ではなく、"I want to live"と歌うのがベンっぽい。このカバー曲で早くも涙。 そしてアンコール2曲目、"There will be a light"。あぁもう・・・イントロから号泣。 以前ライブバトンの記事にも書いたThe Blind Boys of Alabamaとの共作アルバムのタイトル曲で、私にとっては電車の中で聴いてても涙ぐんでしまう曲。しかもアコギ弾き語り。美しさ倍増で、BBOAがいなくてもグッときた。「泣くな」って方が無理。。。 その他にも"Where could I go"で途中からマイク無しで歌ったのも凄かった。抑え目とはいえバックの音あるのに、ちゃんとベンの声聞こえるんだよーすっごい声量!すっごい表現力!CDで聴くのより何倍も伝わってくる。 確かこの曲が終わった時だったと思うけど、"Thank you,Ben!!"と叫んだ男の子の気持ち、分かるな~。今こうやって書くとベタで恥ずかしいけど、本当に感動をありがとう、と素直に思えた。 客からは曲間よく歓声が飛んでいて、女性が"I love you!!"と叫んだ時ベンは照れて声のした方を指差して応えてたんだけど、その直後に今度は男性が野太い声で"I love you!!!"と。これには体を折り曲げて苦笑い。 本編ラストの"With my own two hands"も後半やばかった!ベンも客も皆手をあげて一緒に歌って、傍から見たら宗教儀式のようだったかもしれないけど、あの高揚感・一体感はちょっと説明できない。 アンコールラストも"Woo,Yeah Yeah"と何度もコール&レスポンス。いつもはこういうのってどうしても照れちゃって苦手だけど、今回は全然平気。皆もよく声出てたなぁ。 "I hope be together again."と去り際にベン。その言葉通り、ステージと客席がまさに一体となった、すごいライブだった! 時々見えるステージ上のベンは、客に向かって手を伸ばしたり両手を広げたりしながら熱唱していて、ただ歌が上手い人にはない「何か」がビシビシ伝わってきて、それがものすごく感動的だった。我ながらクサイけど、あれがソウルってやつなんだろうか。 次フジに来てくれたら今度はちゃんと観よう。ていうか、また単独で観たい!(BBOAと一緒に来てくれたらもっと嬉しいけど) 翌週土曜の追加公演、旅行と被ってなかったら絶対行ってたよ・・・。
by akiscream
| 2006-07-13 03:30
| ライブ(洋)
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